テーブルクロスやランナーの使い方
食卓にテーブルクロスを敷くことは、古くからのヨーロッパの食文化でした。特に富裕層の間では、中世の時代から、白い麻や綿のテーブルクロスをテーブルの上にさっと広げること自体が、おもてなしや晩餐の準備の大切な手順のひとつだったと言われています。今では、色や素材も多様になり、テーブルを彩る要素として、どんな家庭にも複数枚常備されています。
テーブルクロスと同じようによく使われるのがテーブルランナーです。テーブルランナーは、日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、テーブルクロスより細長く、テーブルの真ん中にアクセントとして敷いたり、向かい側の椅子から椅子に向かってかけることで、着席位置を示したり、テーブルクロスの代わりとして用いられたりと、使い方は様々です。
テーブルクロスやランナーの選び方
サラグレースでは、サラグレースカラーであるグレーやベージュなどのシックな色味と、ピンクなどの人気のグレーや淡い色味を中心として、リネン素材やレースをあしらったテーブルクロスやランナーを多く扱っています。
ざっくりとした質感のリトアニアリネンは、カジュアル感があり、厚手で丈夫ですので普段使いにぴったりです。レースのあしらいがエレガントなChez moi(シェモア)や、Artepura (アルテプラ)は、女性らしいテーブルコーディネートを作りたい時にお使いください。色鮮やかで華やかな印象のLa Galina Matta (ラガリーナマッタ)や Borgo delle tovaglie(ボルゴデレトヴァーリエ)は、季節や食器の色に合わせてお選びください。
テーブルクロスやランナーをお選びいただく際は、お手持ちのテーブルのサイズをまずはお測りください。クロスを垂らす長さはお好みです。長く垂らせばエレガントな印象になりますが、座ったり立ったりする際に少し邪魔になってしまいます。短く垂らすとカジュアルな印象になります。日本人にとってちょうど良い長さは30cmくらい垂らす感じでしょうか。いずれにせよお好みで色や長さを変えていただき、テーブルコーディネートをお楽しみください。